こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。

 

 

いつもの流れだと食べ物地球紀行ですが、本日の夜半から未明にかけて降雪の可能性があるという予報が発表されたので、予定を変更してお送りいたします。

まず、本日の降雪ですが、関東の平野部では降ったとしてもうっすら積もるような程度なのでそこまで警戒する必要はなさそうですが山間部などではそれなりの降雪が見込まれ、平野部でも気温が下がるので路面の凍結などには注意が必要です。

また、あくまでも予報なので念のためチェーンなどの確認や不要不急の使用を控えるなど、準備対策を考えておいた方が良いと思います。

 

 

 

さて、タイトルのチェーン規制およびチェーン装着の義務化についてですが、今季から実施されることになりましたが、はたしてどのようなものなのでしょうか。

誤解を恐れずに言えば「今のところ警戒しすぎなくてもよい人がかなり多い」ということです。

この微妙な言い回しを含め、ここからはそのあたりを詳しく説明していきます。

 

まず「今のところ」というのは、現在のチェーン規制の導入はテスト的な意味合いもあり、実際に実施していく中での経験から改善点を洗い出し、より効果的な実施ができるようになったら順次全国に広がっていくと思われるからです。

なので、今後の広がりも含めて早めにご検討いただいた方が良いかと思いますが、現時点では「今のところ」という表現になります。

 

次に「かなり多い」というのは、以下のようにチェーン規制が行われる地域がかなり限定的だからです。

この区間は過去に立往生が発生した前例があったり特に雪の降る地域、勾配のきつい峠などが指定されております。

 

 

 

それでは常に規制があるのかというとそうではありません。

チェーン規制は大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときに行われ、以下のようなイメージです。

 

 

今までは通行止めを実施すると長期化するためなかなか発令できなかったものと思われます。

しかし、昨季の大雪による立往生の発生で早期に通行止めにする必要に迫られましたが、そうすると通行止めの長期化になってしまいます。

長期の通行止めでは交通マヒによって混乱してしまい、かといって通行止めを短くしようとして見誤ると立往生が発生してそれ以上の混乱が発生するジレンマをチェーン規制の導入で完全な通行止めを短時間にすることができ、規制の実施のハードルが下がって早めに対応することが可能となります。

ということで、「大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるとき」に「限定された区間」で行われるため、雪への準備や対策といった警戒はしっかりとしないといけませんが「警戒しすぎなくてもよい」ということになります。

 

今回このようなお話をさせていただいたのは、正しい情報をしっかりと伝えながら安全のために各種商品をお勧めするのが私たちの役目であって、チェーン規制の詳しい内容に触れず「チェーン装着の義務化!対応品はこちら!」と巷で見かける販売店のように必要以上に不安のみをあおって購入させるような手法は好ましくないという思いからでした。

今後も「クルマともっと楽しく」をコンセプトに車の楽しさを知っていただき、カーライフを豊かにするためのご提案をさせていただければと思います。

 

最後になりますが、雪道や凍結道路のノーマルタイヤでの走行は大変危険ですので、状況に合わせてスタッドレスやチェーンなどの各種商品を適切にご使用ください。

また、スタッドレスやチェーンなどの各種商品はより安全に走行していただくための商品であり、急発進、急加速、急停車など、運転方法には充分にご注意ください。

 

それでは素敵なカーライフを♪