こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。

 

 

大宮におでんで有名な「お多幸」があるということを今更知り、友人と行ってまいりました!

ずっと行きたかったお店の一つなのですが大宮には3店舗もあるようで、今回訪れたのは「お多幸 大宮東口店 」です。

 

 

看板は年季の入り方と「銀座」の文字になにやら格式を感じてしまう私。

そういえば自分のイメージしたお多幸って新橋だったけど、銀座が発祥なのかな?

入店してすぐに名物の「とうめし」があるか聞いてみたけどない模様。

ということで、とりあえずおでんの盛り合わせと熱燗を注文しました。

 

 

 

しっかりと味が染み込んでいますがしょっぱいわけではなく、しかも型崩れしていない!

煮すぎるとちくわぶやジャガイモは崩れていきますが、大根にいたっては切ると中には白い部分もあって、しっかりとした食感も残っています。

型崩れしない程度なのにしっかりと濃い色に煮こまれているけどしょっぱくない・・・一種の謎かけのようですw

おでんと熱燗の組み合わせは最強ですね!

 

さて、今回ブログを書くにあたり、私のお多幸のイメージである新橋と看板の「銀座」の文字と「とうめし」が無かったことからどうしても気になったので少し調べてみたら驚くべき事実が!

あくまで私が調べた範囲なので不確定要素も多いですが、どうやら「お多幸」は銀座 お多幸、日本橋 お多幸、新橋 お多幸、大宮 お多幸の4店を主とした3.5系列あるようでした。

4店なのに3.5系列とはなんぞやということで、まずそれぞれのHPやグルメ情報サイトなどを見ていくとそれぞれの謳い文句の創業が銀座お多幸は大正12年、日本橋お多幸は大正12年、新橋お多幸は昭和7年、大宮お多幸は不明でした。

ということでひとまず銀座と日本橋の2店が古いということでさらに調べてみると、日本橋は戦後の昭和23年に太田幸さんのお知り合いが再開したようで、銀座はどなたが始めたのかは分かりませんが戦後約60年ということから昭和20年代が濃厚。

そして、かつて銀座ソニービルの近くにあったお店が移転して日本橋お多幸になった模様で、実際の年数的には新橋が現存するお多幸の中で一番古く、かつ銀座で創業したお多幸の初代である太田幸さんからののれん分けの記述も見られました。

ここで大宮お多幸ですが、グルメ情報サイトや街の情報サイトによると大宮お多幸は「銀座、新宿を経て大宮へ」や「昭和七年の本店創業以来」というような記載がありました。

また、扱う日本酒が銀座と大宮は菊正宗で他店は違うという情報から、銀座お多幸から分かれて大宮お多幸が出来た可能性が高く、もしかしたら銀座は新橋から分かれた可能性もあるのではないかということで、完全には分かりませんでしたがひとまず3.5系列としてみました。

 

お蕎麦ものれん分けなどもあるので関係ないお店だったり、意外なつながりがあったりして、お店の成り立ちを調べるのも面白いですね!

そこから味の変化や歴史の移り変わりを感じたりすることができ、それを知ったうえで食べるとまた別の味わいが生まれると思います。

私なんかは初めて「お多幸」を知ったのが新橋お多幸だったため、調べるまではそこが発祥だと思っていたくらいですから。

 

 

どちらにしてもこうなったらすべてのお店の味を食べてみたいですねw

 

 

 

それでは素敵なカーライフを♪

 

 

お多幸 大宮東口店おでん / 大宮駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5