こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。
先日パレットのエアコンが効かないということで修理依頼をいただきました。
1年ぶり2回目と言ってもパレットが2回目という意味でもちろん以前の車とは別のお車ですが、この年代のスズキ車はリコール対象になってもいるのでエアコンの不具合が多く、今回もご相談の結果フルリフレッシュとなりました。
前回は結構細かく画像を上げていたので今回は要所のみの画像で進めていきます。
また、前回はダッシュボードを分解しましたが、今回は後付けパーツの配線などが縦横無尽に張り巡らされているためダッシュボードごとズラして作業していきます。
ということでナビを外し、ステアリングを完全には切り離さず下に寝かせる感じにしたら準備完了。
最後に左右のボルト計4本を外したら助手席側を持ち上げながら手前に引きます。
これでなんとか外せるだけの隙間が出来ました。
しかしこの状態をキープしながら作業していくので作業性は悪いです。
次にエンジンルームからヒーターコアとエバポレーターの連結を外します。
エアコンユニットが1カ所だけエンジンルーム内から固定されているのでそこも外しておきます。
エアコンユニットが取り外せたらさらに分解していきます。
ビスで留まっているだけですが、分解手順が意外と複雑で1つずつ順番通りに外さないと上手く分解できません。
所々黄緑色なのはおそらく以前にエアコンガスを補充した際に洩れ探求の蛍光剤も入れていたのでしょう。
冒頭でお話しした通り、パレットに限らずこの年代のスズキ車はこのエバポレーターがウィークポイントです。
室内が終わったら今度はバンパーを外してコンデンサーとコンプレッサーを交換します。
ゴムリングはもちろんすべて交換し、外したコンデンサーと同じようにスポンジなども貼り付けていきます。
取り付けが完了したら最後に真空引きとクーラーガスの注入、冷却水の補充とエア抜きを行って作業終了です。
家のエアコンも同様ですが、夏本番で暑くなる前に一度エアコンの効きを点検をしておきましょう。
代車が出ないなどの諸条件はございますが、クーラーガスの注入のみなどの作業も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは素敵なカーライフを♪