こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。

 

 

本日は年末にご依頼いただいたファンベルト交換時の様子をご紹介いたします。

ちなみに正式名称はファンベルトではないのですが、分かりやすいという理由で縦置きエンジンの頃のファンベルトという名称を慣例として使う方が多いと思います。

 

 

 

ファンベルトが劣化で伸びてしまい発電できなくなり、動かなくなってしまったとのこと。

HA24Sアルトなどの場合はバンパーを外した方が作業しやすいです。

 

 

 

1つ前の画像の下側にも黒いカスが写っていると思いますが、すでにファンベルトは切れている状態でした。

滑りによる熱で溶けている部分も多数あり、このような場合はプーリーにもカスが残っている場合が多いです。

 

 

 

ということで新しいベルトをつける前にこのカスを取っていきます。

熱で溶けてこびりついてしまっているのでマイナスドライバーでこそげ落とし、仕上げにワイヤーブラシできれいにします。

ベルトの張り調整をしてすべてのパーツを元に戻したら、最後にテスターで発電できているかを確認して完了。

JAFのトラブルランキングで1位のバッテリー上がりですが、今回のようにバッテリー本体の問題ではなく発電機や発電に必要なベルトの不具合の場合もありますのでお気を付けください。

 

 

それでは素敵なカーライフを♪