こんにちは、春日部で車検やカー用品販売を行っているカーティスト代表の筒井です。
先日ソアラの修理をしたお客様からミラL70Vのタイミングベルト交換もして欲しいとのご依頼をいただきました。
画像が多いこともあり、もったいぶって3回に分けてお送りいたしますw
5月から令和となりましたがこの車は昭和63年製。
バブル期真っ只中に開発されたミラTR-XXは排気量の規格が変わる間近であることとパワー競争の波もあって、前期中期後期と3回もエンジンが変わるレアな車です。
中期のEFI仕様となった58psのEB25にさらに手を加えてあるそうです。
それでは本格的に作業に入る前に邪魔なものを外して行きます。
ということでまずはHKSのエアクリなんですが、他にも社外のパーツがいくつかついていたりするのでかなり視界が悪いです。
どこで固定されているのか探していくと・・・
かなり奥の方のナットで固定されているようで、さらに取り囲むように後付けのリレーもあります。
上からもまっすぐにはアクセスできないので角度を付けつつかなり複雑な感じです。
ということで首振りのエクステンションを2つ使ってくねくねさせます。
また、奥まっているので外した時にナットを紛失しないようにマグネット付属のソケットを使用しました。
2段階にくねくねして何とかナットを外すことができました。
次に画像の下側、車のフロント側に伸びてるパイプを外すためにたどっていくと・・・
エアクリパイプが固定されている部分にグリルがあるのでこれも外さなくてはいけません。
と思って固定方法を確認してみると、3か所の爪で止まっているだけなので簡単に取れました。
中央左側にあるホースバンドを緩めればエアクリが外れます。
が、ここで気付いたのはさらに下にあるコンプレッサーのベルトも取らないといけないということ。
車種によってはそのまま行けるのですが、この車はバンパー脱着しないと無理そうです。
画像を取り忘れてしまいましたが、この車は取り付け方が少し変わっていてスライドさせるようにバンパーを手前に引き抜く方式でした。
あとで分かったことですが、オイルエレメントがバンパーを外さないと交換できないため、バンパーの脱着を容易にするためにこの方式になっているようです。
ということで、これでクーラーベルトにも簡単にアクセスできるようになったので、次回から本格的な作業に入って行きます。
それでは素敵なカーライフを♪